金魚が飼えない浄水器の本当の理由

金魚が飼えない浄水器とは?

一般の浄水器では金魚は飼えません

下の写真は、大手メーカーのフィルターカートリッジの注意事項を拡大したものです。ほとんどのメーカーが注意事項として

「養魚用などには使用しないでください。」

と記載があります。

金魚の飼えない水を人間が飲んで大丈夫なのでしょうか。

大手メーカーの浄水器のカートリッジの裏側を見ると
ほとんどのメーカーにこの表示があります。
大手メーカーの浄水器のカートリッジの裏側を見ると
ほとんどのメーカーにこの表示があります。

理由も書いていないので心配が募りますよね。

そこでメーカーに直接電話をして聞いてみました。

すると
「水道水中に含まれる残留塩素の除去能力に関して、寿命や能力を100%保証できないので、塩素に弱い金魚等養魚用に使用しないように注意を促しています。」とのお返事でした。

なるほど、浄水器のカートリッジはいつ寿命がくるか分からないし、1分間に2リットルしか浄水にできないのにほとんどの家庭では一度に6~7リットル流しますから。

確かに使えないですねって、

危うく納得してしまうところでした。

これって言い換えると

うちの浄水器は能力が低いので塩素に敏感な金魚は飼わないで下さいってことです。

金魚だけでなく人間だって塩素に敏感に反応する人は多いですよ。

だったら「塩素に敏感な人は使用しないで下さい」って書かないといけないですね。

しかし、本当に金魚が飼えない理由って塩素の能力だけなのでしょうか?

ほとんどの浄水器には金属系の抗菌剤が使用されている

蛇口に近くて空気に触れている浄水器のろ材である活性炭は「雑菌」の温床になりやすい性質があります。一般消費者も「雑菌」に対して異常に敏感になっていますので、メーカーはメンテナンスの方法や手入れの情報を提供するのではなく、「抗菌剤」を使ってなんとか問題がおきないように考えます。

万一事故がおきたら補償問題になる。それだけは避けたい。日本人の行き過ぎた「清潔ブーム」も相まって、ますます「菌」全体に過敏になっています。

一般的に浄水器に使用されている「抗菌剤」は「銀(銀イオン)」です。

一部のメーカーを除き、大手浄水器メーカーの活性炭には「銀(銀イオン)」を蒸着(コーティング)しています。

日本では「銀(銀イオン)」は食品添加物ですので、「銀(銀イオン)」の使用は法的に問題はありません。

しかし、これは問題ではないかと指摘したのが、弁護士の湯坐 博子先生。

三五館から出版された

「水道水にまつわる怪しい人々 夢の浄水器が教えてくれた生命のこと」

で浄水器と「銀」について詳しく記述しています。

その一部をご紹介します。

「浄水器に長時間水を溜めたままにする(滞留させるという)と活性炭に細菌が繁殖する。銀は塩素やトリハロメタンなどのハロゲン化合物と反応し、銀イオンとして少しづつ水中に溶け出す性質があるため、殺菌剤として使用されている。溶けだした銀により浄水器の中の細菌を死滅させる効果がある。水に溶けた銀イオンの毒性は水銀イオンの毒性に匹敵するいう学者もいる。いったん体内に入った銀は排出されにくく、中毒の危険性があるため、アメリカでは使用が規制されている。トリハロメタンの総量と同じ0.1ppmまでと規制されている有害化学物質である。また、ドイツではより厳しく0.01ppmまでと規制されている。WHO(世界保健機構)は本来自然水の中に銀は存在しないとして、飲用規制対象の項目の中に銀は入っていない。もともと日本の水道水の中にも銀は入っていない。

銀について「高濃度でヒト繊維芽細胞に弱い染色体異常誘起性を起こす」との研究報告もある。

したがって抗菌活性炭を使用している浄水器は、溶け出した銀の人体への影響を考えると滞留水の捨て水を特に注意して行わなければならない」

 

さらに、循環資源研究所の所長をされている村田徳治先生の著書「正しい水の話」でも浄水器と銀の関係の記述があります。

「正しい水の話」(はまの出版)は水について詳しくお知りになりたい方のバイブルと言っても過言ではありません。化学者として正しい水の知識を伝えている名著です。

銀に関する記述を紹介します。

 活性炭に有機物が吸着されると、その有機物をエサにする細菌が増殖することがあります。しょっちゅう使っていれば、塩素で殺菌されている水なので、雑菌が繁殖するひまはないのですが、2、3日使わないでおいたりすると、雑菌が繁殖してしまうのです。これを防ぐ目的で、殺菌力のあるを吸着させた活性炭を使った浄水器もあります。しかし雑菌が死ぬのは銀に毒性があるからで、銀濃度が0.05mg/L以上では、人体にも影響があるといわれていますから、望ましくありません。

賛否両論ある「銀」抗菌剤

しかし、「銀」の危険性については異論もあります。弊社にもよく
「銀が危険な証拠を示せ!」
「銀食器があるんだから銀は安全だ!」

「銀イオンの抗菌スプレーが大量に売られているのだから安全だ!」
などのメールが届きます。

すごく誤解されているのではっきりさせておくと、

私は、「浄水器に使用されている銀(銀イオン)は危険だからすぐに使用を中止すべき」などとは言っていません。また特定の浄水器を非難しているつもりもありません。

実際は浄水器に使用されている「銀(銀イオン)」は流出量が管理されているので、一般の健康な方であれば問題は少ないと思います。

ただし、もしあなたが「金属アレルギー」だったら、「銀(銀イオン)」を抗菌剤としている浄水器を使いますか?

きっと使いたくないですよね。

しかし、浄水器のパッケージには

「銀」の文字はどこにも書いていません。

書いてあっても「抗菌活性炭」とか「抗菌不織布」なので一般の方にはわからないですね。

つまり、金属アレルギーの方が「銀」の入っていない浄水器を選びたくても選べないのです。

私は、それこそが問題だと言いたいのです。

消えた「銀」の文字の訳

 実は、大手浄水器メーカーが中心となって作っている「浄水器評議会」という業界団体があるのですが、昭和50年に、家庭用浄水器の広報に関する申し合わせとして次のことを定めたのです。1.衛生対策の方法及び効果についての表現は避ける。

2.「銀」による衛生対策を実施した場合には「銀」「Ag銀化合物」「金属イオン」等、「銀」を連想するような表現は避ける。

3.「細菌問題を解決」に類する表現は避ける

細菌問題からはなれ「衛生的」等別の面からの表現を使用する。

4.対策商品の安全性に対する誹謗及び既存方式の浄水器に対する誹謗はいずれも避けるようにする。

以上

この申し合わせを簡単にするとこうなります。
「雑菌」の殺菌のために「銀」を使用しても「銀」の使用を隠し、いっさい「銀」を使用していることを表示しないようにしましょう。

会員が他の会員の銀の安全性を問題にすると誹謗になるからお互いに秘密を守りましょうね。

殺菌剤として「塩素」を除去するかわりに「殺菌剤」として「銀」をつかうことを前提にした業界としての正式な申し合わせです。

これでは浄水器のパッケージに「銀」の文字が見あたらないはずです。

ただし、過去にはパッケージをよく見ると、「銀」の使用が推測できたのです。それは「抗菌」の二文字。「抗菌活性炭」「抗菌不織布」の名をみつければこの商品には間違いなく「銀」が使われています。

しかし平成14年4月からはそれすらできなくなってしまいました。

当時の通産省は平成14年4 月より浄水器についてJIS規格に定められている試験方法によるテスト成績を浄水器に表示しなければならないという品質表示を義務づけました。

この品質表示法で浄水能力で除去対象とされる物質に一般細菌はもちろん大腸菌も含まれないので表示の上で抗菌という言葉も必要がなくなり、一斉に大手浄水器メーカーのカタログや本体から「抗菌」の文字が消えたのです。

ということは、「銀」の使用をやめたのかというとそうではありません。

品質表示法が施行された後も浄水器評議会では、「各会社では従来の商品の内容を変更することではなく、新しく統一された試験方法により試験を行い、そのデータの表示を変えることになります。小売店頭において、旧来の表示と新しい表示とが平行して販売されることがありますが内容に変更はありません。」

ということは殺菌のために「銀」を使用していてもまったく表示をしないでよくなった。黙っていられることになったのです。

「銀」の使用は、例え人に影響が少なくても、小さい「金魚」には少なからず影響はあるはずです。

そしてこれが

「金魚が飼えない本当の理由」かも知れません。

 

金属アレルギーの方のために


ちなみに「銀食器」は中世ヨーロッパの貴族たちが「ヒ素」による「暗殺(毒殺)」から身を守るために生まれたものです。「銀」が「ヒ素」に反応して変色するのを利用しています。しかも「銀」食器は薄い酸化膜で覆われているので、浄水器の「銀」とは比較になりません。
また、弊社には、「銀(銀イオン)」に確実にアレルギー反応を起こすお客様がいらっしゃいます。

その方は「ゴムパッキン」のゴムにもアレルギー反応を起こします。

歯の治療で詰め物として使用された「銀」が体調不良の原因だった方もいらっしゃいます。

その他、金属にアレルギー反応を起こすお客様、熱帯魚の飼育を行っているお客様から弊社の浄水器に「銀などの金属系の抗菌剤を使っていますか?」との問い合わせや「銀は絶対に使ってほしくない」などのリクエストが多く寄せられているのです。

「金属系のろ材や抗菌剤」が不要(入っていたら困る)と思っているお客様は確実に存在するのです。

最近では、

「小麦」や「卵」にアレルギー反応を起こす方のために、「この食品には小麦と卵を使用しています。」と表示されているのをよく見かけます。

「銀」も同じことで、一般の健康体の方には問題なくても、

金属アレルギーの方がいる限り、「銀」の使用をきちんと表示すべき

というのが私の意見です。

「銀(銀イオン)」の危険性を論議する前に、金属アレルギーの方のためにしっかりと情報を開示することが必要と考えます。今後、浄水器の抗菌剤の種類は明記すべきではないでしょうか。

最後に、抗菌剤を考える上でとても参考になる、東京医科歯科大学教授 藤田紘一郎先生の著書「清潔はビョーキだ」の一部をご紹介します。

藤田先生は、アレルギーを起こす可能性のある抗菌剤や抗菌グッズについて警笛を鳴らしています。

 先日、ある雑誌の編集者が取材のため私の研究室を訪れた。よく見ていると、研究室のドアのノブを触った後、抗菌ティッシュで、手をなんどもふいている。私の部屋が臭さや汚れで有名になってしまったためだろうか。 

ここ数年、抗菌機能を持つ商品が多く見られるようになった。いち早く商品開発、販売に取り組んだのは家電業界だという。それに並んで現在では、家庭雑貨、文具、合成繊維製品でも抗菌商品が次々と販売されるようになった。

ところで、最近、体内に通す管であるカテーテルが抗菌処理されていたことから、ショック症状を起こす人が増えている。今までに日本で12人の患者が報告されているが、植物状態になった人もいるという。

院内感染防止のため表面に抗菌剤を練り込んだカテーテルを静脈に挿入すると、抗菌剤へのアレルギーで、急激な血圧低下や呼吸困難などの重いショック症状を起こす場合があるとわかってきたのだ。

厚生省によると、ショック症状を起こす危険があるカテーテルは2種類で、いずれも表面に抗菌剤のクロルヘキシジンとスルファジアジンを練り込んだものだそうだ。

抗菌マスクで口の周囲がアレルギー性皮膚炎になったという例も報告されている。

日本では、「抗菌グッズ」が大繁盛だ。抗菌加工なしでは売れにくいともいわれる。日本人の超清潔志向がこの現象を生んだと私は考える。

弊社では、従来から弊社浄水器に使用していた「銅と亜鉛の抗菌剤」(「銀」よりも安全性が高いとされる)の使用を中止して、水道水をより自然水に近づける新型フィルターを開発。

無害な天然鉱石の自然の力を利用してフィルター内部のみ制菌対策(菌の増殖を抑えるのみ)をとることにしました。

早速上記の「銀(銀イオン)」や「ゴム」の他、化学物質全般にアレルギー反応を起こすお客様や熱帯魚を飼育しているお客様(弊社浄水器を愛用されているお客様)にも新型フィルターをテストしていただきましたが、まったく問題なく、「水が以前より美味しくなった」と感想をいただいています。

 

→水の正しい知識や業務の様子を社長とスタッフのブログで紹介しています。

 

弊社が独自に開発した家中まるごと浄水器「ピュアセントラル」」の概要はこちら
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