こんにちは。家中まるごと浄水器の小野志郎です。
今日は、岩手県奥州市のT様邸のお宅に家中まるごと浄水器を設置してきました。
普段は、首都圏の設置工事にしか立ち会えないのですが、今回は諸事情があり出張して工事に立ち会うことに。
諸事情とは、最初に下見を担当した工事店の職人さんが、怪我をして工事ができなくなり、急遽地元の工事店さんにお願いしたところ、慣れていないので工事の立ち会いが必要だったこと。
さらに水道局とのやりとりの中で手違いがあり、工事申請の承認がなかなか降りずT様をお待たせしてしまったことで、私が直接お詫びをしたかったからです。
写真は、給水装置工事設計審査申請書です。家中まるごと浄水器は「給水装置」にあたり、地方自治体によっては、工事の際、水道局に申請が必要になります。
T様邸は、お寺でT様は住職です。健康と水の関係について、こちらがびっくりするほどの知識をお持ちでした。
設置場所は、水道局に出した図面にしたがって、水道メーターのそばになります。
水道メーターがコンクリートで埋まっているため、振動ドリルではつります。
きれいにはつりが完了。
しかし、ここからが大変。冬にはマイナス15度になる寒冷地なので配管が60cm以上の深さにあるのです。
若い職人さんでしたが大汗をかきながら掘り進んでくれました。
配管も非常に丁寧。メジャーで寸法を測りながら慎重に作業。
配管方法を検討するため浄水器を仮置きしてみます。
浄水器内部です。寒冷地仕様で、配管及び浄水器本体にヒーターベルト加工を施しています。
配管の位置がとても深いです。通常の2倍以上の深さ。
いよいよ最終段階。浄水器と本体を接続します。
ここでも慎重に水平や垂直を見ながら作業。
配管接続が完了し、露出部分の配管にもヒーターベルト加工をします。
塩ビ管にも対応している特殊なヒーターベルトです。
さらに保温材で、配管をカバーしていきます。
保温材に化粧テープを巻いて完成です。
配管洗浄後、フィルターを装填し残留塩素試験もOK。
取り扱い説明を行って、無事に引き渡すことができました。
前日1泊の出張で大変でしたが、直接T様にお会いできてよかったです。
色んな話もできT様の期待の大きさを知りました。これからも長いお付き合をして行きたいと思います。
最後に、工事日当日は、天気予報では雨で、しかも工事直前まで雨が降っていましたが、工事中は晴れ間が見えました。
晴れ男の面目が立ちました。(笑)